今日は、障がいのある方について思ったことを。
この3ヶ月間で200名以上の障がいのある方々と出会いました。
多くの障がいのある方とお会いするのは、大学時代の
ボランティア以来。お会いしている中で様々思うことはありました。
ひとつ挙げるのであれば、一般的に理解されている「障害者」像と
いうものがいかに障がい者の全体のなかのほんの一部分しか
表していないていない、ということ。
上記については、大学時代にボランティア活動の中で障がいのある方と
接していたときにも感じてました。
同じ障がいがあったとしても、まったく違う考え方、行動をする。
当たり前といったら当たり前ですが、その当たり前のことにも
一般的に理解されていないのではないかと。
上記のように思ったのは障がいのある方複数名がパネリストとして
出席されたセミナーでのこと。ある傍聴していた女性の方から
「同じ障がいを持っている人はみんな同じようなことで困っていると
思ってました」との発言。たまたま後ろの席にいた私は、会場にいた
多くの方がうなずいているのを見て驚きました。
他にも事例を挙げればきりがないですが、どこかで決められた
「障害者」像の先入観があるからだと思います。
いい例になるかわかりませんが、企業が求人出すときにも
「障害者」像による弊害をご紹介したいと思います。
場面は求人のヒアリング場面。ある企業との打ち合わせで
「聴覚に障がいのある方だとこの業務は出来ないよね。」と
いって求人内容からその障がいの種類を前提として考えていない。
しかし、私のほうから、聴覚障がいの方でもこうすれば、という例を
紹介すると企業の方はたいていびっくりして検討を始めます。
健常者の求人ヒアリングでも同じケースがいえます。
たとえば、「この業務は経験者じゃないと難しい」と経験者のみを
対象として求人を出そうとします。でもよくよく聞くと「未経験の
方でも可能ではないでしょうか」と提案から、未経験の方も
含めた求人内容へと検討する場合はあります。
障がい者雇用を広めるためには、あたりまえといったら
当たり前なのかもしれませんが、障がいのある方への理解を
さらに進め、知りえた情報はどんどん開示していく必要性を
サービス開始時より強く感じました。
今後は障がいのある方にお会いしたときに感じたことを
このブログを使って書いていきますのでお楽しみに。
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