あと少しでGWに入るだろう先週の日曜日の午後
「ハラガヘッタ」と午後1時ようやく家の茶の間に下りてきた僕
冷蔵庫を物色するとこれは珍しい
某飲料会社のサイダーのペットボトルがあるではないか
何で珍しいかって? ウチの母親はジュースをめったに買ってこないので
家の冷蔵庫にジュースがあることはきわめて稀だからである。
「いいや、飲んじゃえ」とラッパ飲みで一気に飲み干していく僕
グビグビグビ・・・・ と、飲んでる途中にどこかに出かけていたのであろう
母が戻ってきた。
<このジュースもらってるよ>と口にはジュースを含んだままペットボトルを
軽く母に向けて上げ、合図する僕。
しかし母は「そんなジュースなど買ってきた覚えはない」と言い出したのである。
では一体誰が? そのときやっと思い出した。
そういえば昨日の夜、弟が帰ってきてたじゃないか
となるとだんだんと思い出してくる
そういえば弟は今朝早くに友達と野球をしにいって帰ってきてこれを飲むつもりか!
状況がつかめたころにはペットボトルは既に空
さて、困ったな・・・・・・いいや、水入れよ 水
だいたいスポーツの後にジュースなんて間違ってますよ!
水を飲みなさい水を! と自分に言い聞かせるようにペットボトルに水を入れる僕
「あんた、そんなことして、怒られるよ」と母の忠告も無視
いいんだ、あいつだって僕のコーラ飲んだときあったんだよ!
あれの仕返しよ、仕返し あいつ驚くだろうなぁ 「水だ!」とか言うんじゃねーの
こうして水をペットボトルに入れ冷蔵庫に戻し居間でだらける僕
もうすぐあいつが帰ってきて・・・・プププ
水を飲むところが楽しみで楽しみで仕方がない
そして2時間くらいたってようやく弟帰宅
まってました!という気持ちをこらえ新聞を読んで知らんふりをする
さぁ、早く飲め! 飲め!
・・・・・・・・おや?
「今なんか飲み物出すからそこに座れよ」
しまった!弟が友達をつれてきている!!!!!!
しかも飲み物だと! まさか! まさか! あれを出すのか!!!!!
一気に汗がサーっと引いていく僕
そして弟が冷蔵庫からサイダーを・・・・・いや、水を
友達のコップに注いでいるとき、僕は逃げ出しました
「うわああああああああ」
あわてて外に出たとき家の中から
「なんだこれ!水だ!」と聞いてことのない人の声が・・・
今日は当分帰れそうにもない
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