ご無沙汰しております、障がい者雇用支援事業部・林です。
そういえば最近は「○○の秋」という言葉をめっきり耳にしなくなったような気がします。
(私だけでしょうか。。)
溶けてしまいそうな暑さから一転、一気に寒くなって参りましたが、
林は「読書の秋」ということで先月読んだ本のご紹介をしたいと思います。
◇『檸檬』 梶井基次郎作 新潮文庫
他部署の部長さんに薦められて読みました。
標題作の『檸檬』を始めとした短編20編が収められています。
部長さんがプッシュしていた『檸檬』は、陰鬱な描写である筈なのに
頽廃的な雰囲気を感じさせず、さらっと読めてしまう作品でした。
梶井基次郎自身は若くして肺結核で亡くなっていますが、時代の暗鬱さと
それがうまくマッチして、どの作品にも滲み出ているのではないかと。
個人的には『雪後』という作品が好きでした。
ストーリーの運びも描写も美しくて惹き込まれます。
◇『痴人の愛』 谷崎潤一郎作
ものすごくフランクに冒涜的にストーリーを説明してしまえば、
「コツコツ真面目に働いている実直なサラリーマンが
とんでもなく美人でとんでもなく我儘な遊女に人生を捧げる」
お話です。
面白かったです。
がしかし
男性は誰しもがこういう願望を多かれ少なかれ持っているのでしょうか。
うーん。コメントは差し控えさせて頂きたいと思います
以上2作品、皆さんも良かったら読んでみてくださいね。
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